NAVIGATOR JAPAN

#BLUE IMPACT SIGMAΣ S

1.前作との相違
数年前まで各社キューメーカーで販売されているハイテクシャフトとは、ハイテクと言えど多少のディフレクションがありました。
私達はそのディフレクションがある製品にマッチングするTIP、ディフレクション自体を多少なり軽減させる事が出来る構造、硬度を調整し又材料を厳選してきました。
スピン量の多い少ないではなくキューやシャフト性能を妨げづ、場面に応じたパフォーマンスを出せる製品を目指していた訳ですが、
この数年でディフレクションの少ないカーボンシャフトなどTIP硬度やTIPと手球の摩擦量に殆ど影響されない高精度なシャフトが発売された事により、弊社でもそのタイミングに合わせて最大値のスピン量が出せるTIP開発に取り組んできました。
引き算主体の製品作りから足し算主体の製品になってきたという事になります。
それが今作のSIGMAシリーズです。

2. パフォーマンス性能の向上
スピン量の多い斬れるTIPというのは製品を作るにおいては然程難しい事ではありません。
しかし、ただグリップカが強い製品が大事な1シーンでの1球に特別な力を発揮できると言う事ではなく、シュートゲームでは外したら負けであるが故に、撞点が手球の中心付近でも充分なスピンを加えられるかどうかという事が大切であり弊社でも最大値の摩擦力を探してきました。
弊社では日本国産のピッグスキンを独自の方法で自社加工しております。
今回この作業工程にもう一つ工程を加える事で抜群の斬れと安定した品質の革を仕上げることが可能になりました。
品質チェックは10数名のスタッフにより細かく管理されております。
今回のSIGMAEシリーズには皆様の好みに近い硬度チョイスをして頂けるようにSMHの3硬度を準備致しました。